アフィリエイトで長期安定して稼ぐための超!具体的手法論

アフィリエイト

資産サイトを構築する重要性

アフィリエイト広告が世の中に広がり始めてから10年以上が経過しました。
アフィリエイトの市場規模は年10%の伸びで拡大し続け、2013年度のアフィリエイト業界の市場規模は1400億円程度にもなっています。

その間にも、様々なアフィリエイトで稼ぐための手法が確立されては、衰退していきました。

ビジネスを行う上で重要な考え方のひとつに、『売上は積み上げ式であるべき』という考え方があります。
今月の売上が来月も同じくらい立つか分からないというような一過性の売上ではなく、今月の売上と同じくらいの売上は高い確率で来月も立つ。という見込みができるビジネスモデルが強いという考え方です。

たとえば、クレジットカードの年会費や携帯電話の基本料金、マンションの家賃などがあります。
月末までに解約されなければ、今月の売上は最低でもこれくらいはある。という見込みを立てることができるビジネスモデルです。

それにひきかえ、自社サイトにアフィリエイト広告を掲載して広告収入を得るというビジネスモデルは、

  • 顧客リストを持つことができない(毎月お金を払ってくれる会員を持てず、毎日新規顧客を集め続ける必要がある。)
  • グーグルに依存している。(グーグルのアップデートで月100万円稼ぐサイトが明日には0円になるリスクは常にある。)

という意味で、非常に脆弱なビジネスモデルと言えます。

ですので、僕たちアフィリエイターは、この脆弱なビジネスモデルのなかでもできる限り、積み上げ式のビジネスモデルに近づけることができるようなサイトを構築していき、売上を安定して伸ばしていけるようにすべきです。

1年、2年のスパンで出ては消えていくような流行の手法などに惑わされることなく、10年、20年と売上をもたらしてくれるような資産となるサイトを構築していくことが非常に重要です。

前置きが長くなりましたが、ここでは、たくさんあるアフィリエイトを活用して稼ぐ手法のなかでも、今後も長い目で生き残るであろう資産となるサイトを構築するためのアフィリエイトの手法を考えてみたいと思います。
これからアフィリエイトを始めてみようかな?という初心者の方や、やってみてるけどうまくいかないという方も、世の中には、色々な「アフィリエイトで稼ぐぜ!」という方法論が飛び交っていますが、ぜひ「いまやっている作業は長い目で見て自分の資産となるだろうか?」という視点で考えてみて欲しいと思います。

資産となるサイトを築く!アフィリエイトの手法

レビューブログ

自分で商品やサービスを実際に購入し、レビューして紹介するブログです。

自分で実際に体験したからこそ出てくる言葉は、購入を検討している方にとって非常に参考になる情報ですし、内容にオリジナリティを出しやすいので検索エンジンの上位表示にも強いです。
また、この人のレビューは役立つ・信用できる!と思ってもらうことができれば、リピーターになってくれる可能性も高いです。

最近では、YouTubeとブログを連動させてレビューしている人も多いです。
動画があると、レビューも分かりやすく訪問者の満足度も高くなりますし、YouTube動画にアドセンス広告を入れて、動画でも広告収入を得ることができて一石二鳥です。

余談ですが、買った商品の費用を経費として計上できるのもうれしいです(o^^o)
うまくいけば、自分が欲しい商品を購入するために、レビューするなんて使い方もできるようになります。

情報サイト

テーマを絞った専門の情報提供サイトです。

ひとくちに情報サイトといっても、10ページ程度のミニサイトから、500ページ以上あるような大きめのサイト、またテーマやジャンルも多種多様ですので、どういう情報サイトがいいのかを整理してみます。

消えないテーマ・ジャンルを選ぶ

大事なことは今月だけ10万円稼ぐことではなく、たとえ毎月1万円であっても10年、20年と稼げるサイトを構築することです。
ですので、いま流行っているテーマや、10年後に残っているか分からないようなジャンルは避けた方が無難です。

古今東西、普遍のジャンルというのはだいたい決まっています。
お金に関すること、恋愛・結婚に関すること、美容・健康に関することなど、できるだけ時代に左右されないジャンルを選びましょう。

悩みを解決するためのサイトを作る

百科事典のように、ただ情報を書いているだけのサイトの場合、アフィリエイトの成果につなげるのが難しいです。
(アクセスさえあれば、アドセンスでマネタイズするという方法もありますが。。。)

それよりも、人の悩みを解決するための情報を提供し、その悩みを解決するための方法のひとつとして、アフィリエイト広告へつなげることができれば、長い目で稼ぐことができるサイトができあがります。

テーマを絞ったミニサイトかロングテール狙いの大きめサイトか

情報サイトの規模は大きく分けるとテーマを絞ったミニサイトかロングテール狙いの大きめサイトの2つに分けられます。
(補足:ロングテールとは-Wikipedia

テーマを絞ったミニサイト

非常にニッチなテーマやキーワードを狙い撃ちするサイトです。
ページ数は1~10ページ程度あれば十分ですが、キーワードの選定能力とコンテンツの作成能力が大きく問われます。
下手をすれば、ミニサイトをいくら量産しても1円も稼げないという可能性もありますが、うまくいけば、SEOの上位表示を狙う競争が緩い分、少ない労力で長く安定して稼ぐサイトができあがります。
狙うキーワードは2~3語以上の複合キーワードで、人の悩みに直結したソリューションを提供することが重要です。
たとえば、分かりやすい例でいくと、「1週間 3キロ 痩せる」などのキーワードがあります。
この検索をする人は、同窓会があるのか、デートで海水浴に行くのか、分かりませんが、とにかく『1週間で3キロ痩せたいという明確な目的がある』わけです。
ですので、単純に1週間で3キロ痩せるための方法を教えてあげて、そのためにはこの商品がおすすめですよ、という感じでアフィリエイト広告へつなげます。
そうすることで、高い確率で購入へつながるというわけです。

ロングテール狙いの大きめサイト

最低でも100ページ以上、できれば数百~1000ページ以上の大量のコンテンツページを作成し、予想もしていなかったようなロングテールキーワードで大量のアクセスを集めるサイトです。
大量のページも質の低いページだと逆効果になるので、1ページ1ページきちんと丹精込めて作り込みます。
作成するための労力が非常に大きく、成果が出るまでに時間がかかるのがデメリットですが、うまくいけば、安定したアクセスにより、安定した収益を生み出してくれるようになります。

ロングテール狙いの大きめサイトの具体的手順はパシさんのブログ『アフィリエイト野郎』に詳しいです。

CGMサイト

最近あまりCGMサイトって言葉は使われなくなりましたが、いい言葉が思い浮かばないので使わせてもらいます。

CGMサイトとは、コンシューマー・ジェネレイテッド・メディアの略で、直訳すると「消費者が作るメディア」です。
前述した、レビューブログや情報サイトのように運営者がせっせとコンテンツを作成するのではなく、消費者、つまりサイトの訪問者がせっせとコンテンツを作ってくれるサイトです。

いま、うまくいっている大手メディアってだいたいCGMになっています。

たとえば、ウィキペディア
誰でも編集できるインターネット百科事典ってことで、日々、世界中のユーザーがせっせと編集してくれています。

他にも、ヤフー知恵袋教えてgooなどのQ&Aサイトや、NAVERまとめnanapiなどもそうですね。

また、アメブロはてなブログなどもユーザーにブログを書いてもらうことで、アメブロやはてな自体が拡大できるという意味でCGMサイトといえます。
同じ意味で、ツイッターフェイスブックなんかもそうですね。

運営者側は、ユーザーのための場(プラットフォーム)を提供し、適正に管理するだけで、コンテンツはユーザーが作っていってくれるという感じです。

プラットフォーム戦略

プラットフォーム戦略

平野 敦士 カール, アンドレイ・ハギウ
1,530円(04/25 04:13時点)
Amazonの情報を掲載しています

こう書くと、そんなサイトをいちアフィリエイターが作れないと思うかもしれませんが、案外そうでもありません。
もちろん上記に挙げたようなサイトと同レベルのサイトをいきなり1人で作るのは不可能に近いですが、そこまで大規模サイトじゃなくても、立派に広告収入を稼げるCGMサイトはいくつもあります。

CGMサイトで、こういうのいけるんじゃない?っていう例をいくつか挙げてみたいと思います。

口コミ投稿サイト

クレジットカードの口コミサイトで『クレファン』というサイトがあります。
こちらのサイトには、日々、クレジットカードの口コミなどをユーザーが投稿しており、コンテンツが拡大し続けています。

また、ダイエット商品の口コミを投稿できる「ダイエットカフェ」というサイトも、多くのダイエット商品の口コミを投稿できるようになっており、日々、口コミが増えています。

口コミ投稿サイトは、サイトを作って放置していても誰も口コミなんて投稿してくれないので、軌道に乗せるまでは大変ですが、口コミが投稿されるようになってくると、コンテンツが充実してきて、そのコンテンツが新たに人を呼び、さらに口コミが増えていく。という正のスパイラルに乗せることができれば、非常に長期にわたって安定して稼いでくれる資産サイトとなります。

お店紹介サイト・タウンガイドサイト

たとえば、全国の整体院、歯医者、ネイルサロン、エステサロン、弁護士などの比較的小規模なお店や事業者を紹介したり、自分の住んでいる街のお店を紹介したりといったサイトです。

最初のうちは、自分でせっせとお店の情報を調べて、掲載する必要がありますが、軌道にのってくると、お店の方から載せてくれ!という依頼が来るようになります。
WordPressを使えば、お店の人が自分で会員登録をして、お店情報を投稿するサイトを比較的簡単に作ることができるので、半自動でお店情報が増えていくサイトを構築することができます。

また、マネタイズの方法もアフィリエイト広告だけでなく、純広告や有料会員、さらには派生してホームページ制作やSEOコンサルなどにもつなげていきやすく、小さく始めて大きく育つ可能性のあるメディアだといえます。

ゲーム攻略wiki

だれでも編集できるウィキペディアのゲーム攻略サイト版です。
ゲームタイトルにもよりますが、ゲーム攻略というのは非常にアクセスの稼げるジャンルです。

こちらも最初のうちは、だれも攻略情報なんて書いてくれないので、自分でせっせと編集する必要がありますが、コンテンツが充実してくれば、熱心に編集してくれるユーザーがついたりします。
運営者からすると、「この人なんで他人のサイトをこんな熱心に編集してくれるんだろ?」と思うこともありますが、ありがたいお客様なので、そういうユーザーを頑張って増やしていけば、長く稼いでくれる資産サイトとなります。

ポイントは、ゲームには流行廃りが大きいので、できるだけ長く続くゲームタイトルを選ぶことが重要です。

まとめ

アフィリエイトの手法には、上記にあげた以外にも色々な方法論があります。
あくまで現在の僕がこういうサイトは長生きできるだろうと思っているだけで、もしかしたら無理かもしれないし、もっと他のサイトが台頭してきているかもしれません。

ネット業界は非常に動きが早く、1年も経てばビジネス環境は大きく様変わりしています。

そんな厳しい環境のなかでも継続して結果を出し続けるには、変化し続けることも大事ですが、変化しないでいることも重要です。

世の中で溢れる様々な甘いことを言ってくる情報に惑わされずに、自分が信じた道をひたすら継続することで見えてくるものもきっとあります。
山に登るルートはたくさんありますが、途中まで行って、「あっちのルートの方が早そうだ。」とルートを変えてばかりだと、いつまでたっても頂上へ辿り着くことはできません。

全部をやることはできないので、まずはどれかを選んでひたすら継続してみるのが大事じゃないかな。と思います。

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