失敗しないカニ通販のコツ!優良かに通販ショップの選び方

グルメ

かにの季節となりました。
先日、タラバガニの通販ショッップ・おすすめ商品を徹底比較!という記事を書き、タラバガニを通販で買える主要なネットショップをまとめてみました。
今回は、蟹を通販で買うに当たって、注意するべき点や美味しいかにの選び方、優良かに通販店の選び方なんかを書いてみたいと思います。

実際に届いたカニが思っていたより小さい!というトラブルをなくすために

かにの重量表記に注意!

かにはだいたい1キロで何円とか、3キロで何円って感じでキロ数あたりの価格で販売されています。
また、カニの通販の場合、茹でた後で急速冷凍して送ってくるお店が大半です。

しかし、カニというのは茹でると重さが2~3割ほど減少します。

なので、カニの重量表記はどの状態の重さを言っているのかが超重要です。

茹でる前の状態で1キロ!っていっても茹でると700g~800gくらいになってしまうので、実際に届いた蟹が思っていたより小さい!ということになりがちです。

必ず、重量表記は茹でた後の重さだと明記しているお店で買うようにしましょう。

冷凍用の氷の膜(グレース)の重さに注意!

かには茹でた後、冷凍する際にグレースと言われる薄い氷の膜でコーティングされます。
こうすることでうま味が逃げずに風味を保つことができます。
ただし、薄い膜とはいえ、氷が蟹全体を包むことになるので、それなりの重さになります。

お店によっては、このグレースの重さを含んだ重量を表記していたり、明記されていなかったりするので、しっかりとグレースを含まない重量表記をしているお店で買う方が安心です。

小さい蟹を複数杯より、大きい蟹を1杯の方が量が多いし美味しい!

蟹は脱皮を繰り返して大きくなっていきます。
まだ小さいかにを若蟹、脱皮を繰り返して大きくなったかにを堅蟹と言います。

一般的に、若蟹よりも堅蟹の方が身入れがよく、味も美味しいです。
また、蟹には甲羅や爪、足先、殻など食べられない部位も多いため、複数杯になるとこれらの食べられない部位の割合が増えて、食べられる身の量が少なくなります。

ですので、1キロの若蟹が3杯入って3キロの商品よりも、3キロの堅蟹が1杯で3キロの商品の方を選ぶ方がいいです。

オス・メスの違いを知っておこう!

蟹にも当然、オスとメスがあり、それぞれ特徴が違います。
一般的に、蟹の身はオスの方がおいしいです、メスは卵があるため卵に栄養を持っていけれて身のおいしさが減ってしまうようです。
蟹自体の大きさもオスの方が大きいです。

ズワイガニ・タラバガニなどを買うときにはオスを選んだ方がおいしい蟹を味わうことができます。
また産卵期にはメスは卵を持っているので、卵が好きという方はメスを選ぶ方も多いようです。

以上のことから、メスは価格が安いので、よく、訳ありガニなどで激安のカニとして売られているものはメスが多いようです。

ちなみに毛ガニのメスは保護のために禁漁となっているので、基本的に市場に出回っているものはすべてオスとなっています。

優良かに通販ショップの選び方

上記に挙げたようなかに通販で陥りやすいトラブルに対してきちんと対策・説明をされているお店が優良店といっていいと思います。

  • 重量表記は、ボイル前かボイル後か明記されている、生状態の場合の重量表記だったとしても目減りすることが明記されている。
  • 重量にグレースが含むかどうか明記されている。
  • オス・メスのどちらか明記されている。

などですね。

また、リピーターが多く、お客様の声が充実しているというのも重要なポイントです。
かに通販は実際にモノが届いて食べてみるまでその商品が良かったのか失敗だったのか分からないので、お店の人の言うことや書いてあることを信用して買うしかありません。

なので、一度買ってみて満足したらわざわざまた信用できるかどうか分からない新しいお店で買おうとしないで、また同じお店で買うようになります。
悪かったらもう二度とそのお店は利用しないだけです。

僕自身、毎年、かに通販で買うお店は一緒です。

僕が、毎年、年末年始用にかにを買っているお店は『かにまみれ』です。
毎年、大満足なので、とりあえずこここで買っておけば問題ないんじゃないかなと思います。

ただし、かみまみれは全品訳なしをウリにしていて、訳ありの激安かになどの販売はしておらず、お値段がけっこう高めです。
多少、高くてもおいしいカニが食べたい!という方にはかにまみれはオススメです。

かにまみれの公式ページはこちらです。

活・生・茹で、チルド冷蔵・冷凍などかに通販はどの状態で買うのがいいの?

かに通販には、

活(生きている状態)のチルド冷蔵便
茹でた状態のチルド冷蔵便
生(茹でていない状態)の冷凍便
茹でた状態の冷凍便

の4種類があります。

もちろん、活かにが、一番新鮮なのですが、それだけにおいしくいただくには一番難しいと言えます。
というのも、いくら生きているといっても、チルド冷蔵便で届くまでに最低でも1日は経過しますし、かににとっては厳しい環境でストレスもたまり、息も絶え絶えになってしまう可能性もあります。
また、蟹をおいしく茹でるのはなかなか難しく、大きい鍋で塩加減や湯加減、茹で時間などにもコツが必要です。

届いたその日に食べないとすぐに傷んでしまいます。
ただし、水揚げ量や在庫状況によって変わってくるので、確実な配送日の指定などは受けていない店が多いです。
なので、いつ届くか分からないけど、届いたらその日のうちに食べないといけない。というなかなか厳しいことになります。
(○日~○日の間とか、何曜日に、とかのアバウトな指定になります。)

また、あまり良くないお店だったりすると、蟹にとっては厳しい環境(水質の悪い水槽に詰め込まれて、エサも十分に与えられない状態)で、とりあえず生かされている蟹を活ガニとして販売しているお店もあります。
こういう場合、蟹には大きなストレスがたまり、身が細くなってしまい、かにうま味成分であるアミノ酸も減ってしまうので、身入れのよくない美味しくない蟹になってしまいます。

ですので、活ガニを楽しみたい!という場合、

いつ届いてもその日のうちに食べられる。
蟹の調理にある程度慣れており、美味しく茹でたり、調理する技術を持っている。
水温や水質などがしっかり管理された生け簀で保管されているお店で買う。

以上3点の条件を満たしているなら、新鮮で美味しい活ガニを食べることができると思います。

また、美味しく茹でる自信がないという場合は、活ガニの朝茹で便を買うのもいいです。
プロがその日に生け簀から取り出した活ガニを美味しくゆであげてから、冷蔵便で送ってくれます。

冷凍は、鮮度という面では活かにには劣りますが、高い技術で一気に急速冷凍してうま味が逃げないようにされているので、上手に解凍すれば簡単に美味しい蟹を食べることができます。
また、配達日の指定もできるので、年末年始用の蟹を予約しておくにも冷凍は便利です。

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