顕在ニーズと潜在ニーズを考えたアフィリエイトサイトの基本的手法2つ

アフィリエイトサイトって大きく分けると2種類しかないんじゃないかと思うわけです。
それが、「顕在ニーズを満たすサイト」と「潜在ニーズに気づかせるサイト」です。

今回は、「健在ニーズ」と「潜在ニーズ」という2種類のニーズからアフィリエイトサイトの基本的手法について考えてみたいと思います。

顕在化しているニーズを狙う手法

顕在とは、はっきり目に見える形をとってあらわれていること。 Weblio辞書

なので、顕在化してるニーズを狙うってのは、たとえば「ラーメンが食べたい!」という人に「ここのラーメンが美味しいですよ!」と教えてあげることと言えます。
もしくは、もっと顕在化している場合「一風堂のラーメンが食べたい!」という人に「一風堂のお店はここにあります!」と教えてあげることであったりします。

アフィリエイターがよく狙うキーワードで言うと、商品名そのものであったり、比較、ランキング、おすすめ、選び方、口コミ、評判、評価とかそこらへんのキーワードです。

具体的なアフィリエイトの案件で例を出すと、儲かる案件の鉄板に『FX』というジャンルがあります。
FXとは、日本語で外国為替証拠金取引といい、ものすごく簡単にいうと、外貨を買ったり売ったりする投資商品です。
たとえば1ドル100円のときにドルを買い、ドルが値上がりして1ドル120円になったときにドルを売れば、差額の20円分儲かるみたいな感じです。
参考)FXとは?|外為オンライン

いまはFX業界への規制も厳しくなり市場的にはちょっと落ち着いた感もあり、アフィリエイト的にもあまり以前ほど盛り上がってはいないようですが、それでも依然として儲かるジャンルであることに変わりありません。

で、たとえばFXというジャンルでアフィリエイトサイトを作るとして、顕在化しているニーズを狙うというのは、『既にFXとは何かを知っていて興味を持っている。』、あるいは『すでにFXをやっていて、もっといい業者がないか探している。』というようなユーザーに対して訴求するサイトを作るということです。

人気のあるFX業者はここですよ~と教えてあげたり(キーワード例:「FXランキング」など)、
手数料の安いFX業者はここですよ~と教えてあげたり(キーワード例;「スプレッド 比較」など※スプレッドとはFXの手数料みたいなものです。)、
ユーロの取引をしたいならここがおすすめですよ~と教えてあげたり(キーワード例:「FX ユーロ おすすめ」など)

顕在化しているニーズを狙う手法のメリット

ユーザーは既にFXについて多少のの知識があり、興味を持っているわけなので、成約(口座開設)までの心の距離が短く、CVR(成約率)が高めになる傾向があります。

顕在化しているニーズを狙う手法のデメリット

ニーズが目の前にはっきりと現れているわけなので、誰でも思いつくキーワードを狙うことになることが多く、同じようなキーワードで同じようなサイトを作るライバルが過多になり、集客面(SEOやPPC)での競争が激しくなりがち。

顕在化しているニーズを狙う手法のまとめ

特にアフィリエイトを始めたばかりの初心者の方ほど、この顕在化したニーズを狙うサイトを作りがちです。
ですが、デメリットにも書いたように誰でも思いつくキーワードだったりするので非常にライバルが多く、SEO・PPCのどちらの集客方法でもなかなかの激しい競争を強いられます。
PPCだとよっぽど高単価をもらうかしないと大赤字、SEOで上位に出せれば簡単に儲かりますが出せなければ1円も稼げない・・・そんな手法です。

この手法で稼ぐには、ジャンル選びと細かいニーズを拾うことが重要になります。

ジャンル選び

FXやキャッシングなど猛者アフィリエイターがたむろしているジャンルで顕在化したニーズで稼ぐのはなかなか難易度が高いです。
そんな厳しいジャンルではなく、FXやキャッシングほど儲からないけど、スーパーアフィリエイターがあまりいないジャンルを選ぶってことです。
ニッチなジャンルだったり、成果報酬がそんなに高くないジャンルだったり、最近できた新しいジャンルだったりです。

特に最近できた新しい市場(ジャンル)ってのは、今後大きく稼げるジャンルに成長する可能性もあるので、そういうジャンルにいち早く目をつけることができれば、一気に大きく稼げる可能性もあります。
たとえば、最近「自転車保険」の話題がテレビなどでもよく取り上げられます。

Googleトレンドで見てみても2013年あたりから検索数が急上昇してきています。

こんな風な今から伸びるであろう市場に手を出したりすると面白いかもしれません。

細かいニーズを拾う

徹底的にそのジャンルを掘り下げ、複合語の細かいキーワードで成約率の高いキーワードを狙います。
そのジャンルに興味を持っている、詳しい人だから知っているようなキーワードで、成約につながるワードを見つけるわけです。
その業界の人しか知らないような専門用語とかいいかもしれません。

ちょっと例をあげるのは難しいですが、たとえば、儲かるジャンル(=競争の激しいジャンル)の鉄板の看護師転職案件の場合、「看護師 転職」とか「看護師 求人サイト ランキング」とかそこらへんは厳しいので、「精神科 残業なし 文京区」など、検索回数は少ないけども、転職を考えている看護師が検索するであろうキーワードです。

細かいニーズを見つけるには、書籍や業界専門誌で勉強したり、実際に看護師の人にインタビューしたりといったリサーチ力が非常に重要になります。
アフィリエイターはインターネット上だけのリサーチで済ましている人が多いので、オンラインのリサーチで見つけたキーワードだけだとライバルが多くなりがちです。
書籍、雑紙、インタビュー取材などオフラインのリサーチも併用していくことが大事かなと思います。

顕在化していないニーズを狙う手法

顕在化していないニーズっていうのは、顧客自身も気づいていないニーズってことです。
潜在ニーズとも言いますね。

潜在ニーズの話をするときによく使われる例えが、「顧客はドリルが欲しいのではなく、穴が欲しいのだ。」ってのがあります。

もし顕在化したニーズにしか気付けないアフィリエイターが「ドリル」の案件を売りたいとなると、「ドリル ランキング」とか「ドリル 激安」なんかのキーワードでサイトを作ることになります。

ですが、ドリルと検索するユーザーが本当に欲しいものは何なのか?その欲しいものを手に入れるには本当にドリルでいいのか?ってことをちゃんと考えることで、ライバルのいない市場で戦えるようになります。

たとえば、FXの案件を獲得したいとします。
このとき顕在化したニーズでしか戦えないと、「FXランキング」「FX初心者」「スプレッド 比較」など、ウルトラアフィリエイターがわんさかいるキーワードで戦う羽目になります。

このときに少し目線をずらして、FXについてまだ知らない、または自分には関係ないと思って興味がないけど、実はFXを使う方が役立つ人ってどんな人って考えてみるわけです。
すると『外貨預金』っていうキーワードが見つかります。

外貨預金とは、簡単にいうと、日本円で銀行に預金するのではなく、ドルやユーロなどいわゆる外貨建てで預金する金融商品です。
為替の変動などで目減りするリスクはあるものの、超低金利の日本円で預金するよりも金利が高く、万が一、日本円に何かあった場合のリスク分散のためにと申し込む人がけっこういます。
参考)外貨預金|三菱東京UFJ銀行

しかしながら、外貨預金には手数料がかかりこれがけっこう割高です。
そこで、FXの方が外貨預金よりも安い手数料で外貨預金代わりに使えますよと訴求するわけです。

FXはレバレッジというものを使え、資金が10万円しかなくても、200万円分の外貨を買ったりできます。(レバレッジ20倍の場合)
そういう面から、FXについてあまり知らない人は超リスクが高いと思うかも知れませんが、実はFXはレバレッジを効かせず10万円で10万円分の外貨を買うこともできます。(レバレッジ1倍の場合)
これはつまり外貨預金と同じ状態と言えます。
その上、FXの方が外貨の購入にかかる手数料が安いんです。

外貨預金に興味を持っているユーザーを集客するキーワードでサイトを作り、そこらへんを丁寧に解説してあげるコンテンツを作れば、外貨預金ではなくFXに申し込んだ方がお得じゃんとFXに流れる人が一定数います。
FXに興味を持っている人にFXを勧めるのではなく、外貨預金に興味を持っている人(FXに現時点では興味を持っていないけど、潜在ニーズを抱えているユーザー)にFXを勧める。

うまくハマればライバルのいない市場でどかんと稼ぐことができます。

ちなみにこれはあくまで例ですので、この外貨預金で集客してFXへつなげる手法は有名なので既にライバルいっぱいいます。

重要なのは考え方です。
『潜在ニーズを抱えたユーザーはどこにいるのか?』ってのを常に考えることで、どんなジャンルにでも応用できます。

潜在ニーズを見つける能力を鍛える方法

一番手軽にできるのは「雑紙を読むこと」です。
雑紙の特集や記事なども役立つことはもちろんですが、どんな雑紙にどんな広告が出稿されているかをチェックします。
育児雑誌、ファッション雑誌、ペット雑紙、車雑紙、マネー雑誌などなどジャンルは問わず、色々な雑紙を片っ端から見ていきます。
本屋さんで立ち読みでOKです。

そんな風に雑紙に出稿されている広告を見ていくと色々なことが分かります。

「ペット雑紙には掃除機の広告がよく出てるのね。たしかにペットの毛の掃除は大変そうだしね。」
「育児雑誌には保険の広告が多いね。やっぱり子供が生まれると保険の見直しをしたりするからね。」

こんな感じで市場と市場のつながりが見えてきます。

それが分かれば、子育てや出産に関するテーマの情報提供サイトを作り、保険の見直しを提案するってことができるようになります。

潜在ニーズを狙う手法のデメリット

情報だけ抜かれて実際の申し込みは比較・ランキングサイトなどでするっていうパターンがあります。
どういうことかというと、外貨預金からFXに誘導するサイトを例にすると、

1:外貨預金よりもFXの方が得なのは分かった。
2:じゃあどこのFX会社で申し込むのがいいのかもっと詳しく調べたい。
3:「FX おすすめ」などの顕在ニーズのキーワードで再検索をする。
4:出てきた顕在ニーズ狙いの他のアフィリエイターが作った比較ランキングサイトで成約する。

こんな風にお得な情報を教えるだけ教えて、こっちには1円にもならないなんてパターンもあります。

これを防ぐには、潜在ニーズを満たすサイト自体でもっと詳しくFX会社を紹介する別ページを作るか、もしくは顕在ニーズ狙いのFX会社比較の別サイトを作り、「もっと詳しくFX会社を比較検討したい方はこちら」といった感じで誘導します。

まとめ

以上、顕在ニーズと潜在ニーズから考えるアフィリエイト手法のお話でした。
僕自身まだまだ勉強中で出来ていないことも多いですが、自分自身の考えの整理のためにも今回の記事を書いてみました。
どんなサイトを作っていいか分からない初心者アフィリエイターの方や行き詰まりを感じているアフィリエイターのかたの参考になれば幸いです。

アフィリエイト広告ってのはアフィカスなんて呼ばれたりして毛嫌いされている方も多いようですが、今回書いたような考え方で、きちんとしたコンテンツで作られたアフィリエイトサイトというのは、情報の非対称性を埋めることでユーザーは有益な情報を知ることができ、アフィリエイターは儲かり、ASP&広告主も儲かりの4方良しの仕組みなんじゃないかと思うわけです。
参考)情報の非対称性とは-Wikipedia

ではでは、頑張っていきましょ~。

コメント

  1. 初心者 より:

    こんにちは。
    ふく丼さんはアフィリエイト全体の月収はおいくらくらいなんですか?(アドセンスいれて)

    どんなジャンルをやってますか?

    • fukudon より:

      はじめまして、こんにちは。
      ふく丼のよしたけです。

      コメントありがとうございます^^

      >ふく丼さんはアフィリエイト全体の月収はおいくらくらいなんですか?(アドセンスいれて)
      >どんなジャンルをやってますか?

      せっかくご質問いただいたのですが、月収や取り組んでいるジャンルはお答えできかねます。
      すみませんが、ご理解いただけますと幸いです。