オルビスの化粧品はメンズラインがあるのでお試ししてみました。
購入したのはオルビスのメンズ用の洗顔料「メンズフェイスウォッシュ」
パッケージ
ビニール袋で包装された状態で届きます。
袋から出してみました。
シンプルなチューブタイプの容器です。
オルビスメンズフェイスウォッシュN<洗顔料>120gと記載されています。
成分について
包装されていた袋には全成分表示があります。
成分 | 説明 |
水 | |
ステアリン酸 | 脂肪酸 洗顔料のベーシックなメイン成分。 泡立ちは悪く固いが、洗浄性に優れている。 |
グリセリン | 保湿剤 |
ラウリン酸 | 洗浄成分 |
水酸化K(カリウム) | アルカリ剤 硬さ・使用感を調整 |
パルミチン酸 | 洗浄成分 |
ミリスチン酸 | 洗浄成分 |
BG | 保湿剤 |
リン酸2Na | 緩衝剤、腐食防止剤 |
炭 | 抗菌、消臭、洗浄 |
ヤグルマギクエキス | 収れん剤(引き締め)保湿 |
メントール | 引き締め、使用感アップ |
トコフェロール | ビタミンE、抗酸化作用 |
PEG-7グリセリルココエート | ヤシ油由来の界面活性剤。洗浄。 |
イソステアリン酸PEG-20グリセリル | パーム油由来の界面活性剤。乳化。 |
ベヘニルアルコール | 乳化剤、増粘剤。 |
セタノール | 油分、乳化、乳化安定剤 |
てか、 オルビスのメンズフェイスウォッシュ商品ページには、無油分、無香料、無着色、アルコールフリーって書いてあるんですが、ベヘニルアルコールとセタノールのアルコールが入ってますね。
ちょっと調べてみると、化粧品でのアルコールフリーという表記はエタノールに限った表記だそうで、エタノール以外のアルコールが入っていてもアルコールフリーと表記してもよいというルールだそうです。
あと、無香料とも書いてあるんですが、メントールって香料って扱いじゃないですかね?
ちょっとよく分からないですが、まあこういうのってオルビスだけに限った話じゃないし、化粧品業界特有のルールか法律かで決まってるんでしょう。
そんなわけであまり気にしないことにします。
表記は下のほうなので配合量はかなり少ないでしょうし。
全体的に使用している成分は皮膚への刺激が弱いものを選んでいるという感じでかなり皮膚にはやさしい洗顔料と言えそうです。
特徴としては、「炭パウダー」配合というところでしょうか。
炭には抗菌作用や消臭作用があり、優れた洗浄性があるそうな。
アメリカではニキビに悩んでいる方の毛穴ケアにいいということで炭を使った洗顔料が人気だそうです。
実は炭には目に見えない小さい穴(孔-こう)が無数にあります。この孔が化学物質や臭いを吸収してくれる力を発揮してくれます。炭を肌につけると毛穴の中の汚れを吸い取ってくれるというのは、実はこのような炭の特徴を活かしたやり方なのです。炭の洗顔、クレンジング効果で毛穴ブスとは本当にバイバイできる!? | 女性の美学
木炭にはディープクレンジング効果があり、お肌にツヤを与えてくれます。 ソフトでドライなパウダーにはスクラブ効果があり、余分な皮脂を吸収しお肌のバランスを整えます。炭|Lush
使ってみた
こんな感じでかなり粘度の高いクリームになっています。
炭パウダーが入っているせいか、ちょっとグレーの色になっています。
1回の使用量は1cm程度でいいらしいのですが、ちょっと出し過ぎました。
泡立てネットを使って泡を作りました。
洗顔料の主成分って、水+脂肪酸+水酸化カリウムとなっています。
(ちなみに、脂肪酸の代わりに植物油や動物油を使い、水酸化カリウムの代わりに水酸化ナトリウムを使うと固形石けんになります。)
よく使われる脂肪酸には、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸の3種類あり、今回のオルビスのメンズフェイスウォッシュに使われているステアリン酸は、この3種類のなかで、洗浄性能は一番高いですが、一番皮膚への刺激が弱くなっています。
ただし、泡立ちはあまりよくなく固くなります。
参考)スキンケア化粧品の基礎知識 洗顔料|化粧品ユーザーとメーカーをつなぐCosmetic-web・美育Labo
ラウリン酸 | ミリスチン酸 | ステアリン酸 | |
洗浄性 | 1 | 2 | 3 |
皮膚への安全性 | 3 | 2 | 1 |
泡立ち | 1 | 2 | 3 |
泡のクリーミー度 | 3 | 2 | 1 |
肌のしっとり感 | 3 | 2 | 1 |
製品の硬さ | 3 | 2 | 1 |
これを踏まえると、けっこう泡立ちにくかったりするのかな?と思っていましたが、全然そんなことはなく立派な泡ができました。
泡はキメの細かいしっとりした感じです。
下に向けても泡はしっかりしていて落ちません。
これが固いってことなのかな?
使った感想
実際に洗顔してみました。
メントール配合ってことで、よく10代向けのGATSBY(ギャツビー)とかの洗顔料みたいに、「ス~~~!」とする感じなのかな?と思っていましたが、全然そんなことはなく、ホントにメントール配合?って思うくらいでした。
僕はメントール配合でなんか無理矢理スカッとさせているような化粧品が苦手なので、これは良かったです。
洗い上がりは、しっとりとさっぱりの中間くらいでちょうど良い感じです。
一応、アルコールフリーなので、男性向けの化粧品にありがちなアルコールでとりあえずさっぱり感を出すぜ!という感じでもないです。
メンズスキンケアにありがちなメントールやアルコールでさっぱりさせときゃ良いんでしょ!っていう系ではなく、しっとりとちゃんと保湿もできているという感じです。
とはいえ、洗い上がりのしっとり保湿感とかだとバルクオムの洗顔に軍配が上がりますが、まあ値段が違いますからね。
1,296円でこの出来だとかなりコスパはいいと思います。
「あまりお金は出したくないけど、ドラッグストアとかで売っている安い男性向けのありがちなさっぱり洗顔料は嫌!」という方にはかなりおすすめできるんじゃないかと思います。
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