これだけでOK!※天然サプリと合成サプリの超カンタンな見分け方

賢い生活術

サプリメントには簡単に分けると、植物や野菜などを濃縮して作っている『天然サプリ』と、化学的な手法で栄養素を作っている『合成サプリ』があります。

一般的に、
栄養吸収効率が良く、安心して飲めるのは『天然』、でも高価、錠剤も大きく飲みにくい上にまずい&くさい。

反対に、
どこでも手軽に買えて値段も安い。錠剤も小さく無味無臭で飲みやすい。けど、吸収率は天然よりも下がるのが『合成』。モノによっては石油などを原料にしていてあまり安全性がよくないものもある。

※補足:吸収効率って?
よく「レモン100個分のビタミンC!」なんてCMやってたりしますが、たしかに栄養成分量だけ見るとそれくらいの量のビタミンCが配合されていたりするけど、合成サプリの場合、栄養吸収効率が下がるので、実際は、レモン100個食べたのと同じ量のビタミンCを摂れるわけではないということ。)

って感じの認識でOKなわけですが、「このサプリは天然なの?合成なの?」って意外と分かりづらいと思いません?

まあ、日本で売られているサプリで100%天然ってけっこう珍しいので、100%天然の場合、『100%天然サプリです!!!』ってめっちゃアピールしてくると思うので、特に天然アピールがなければ合成なのね。って感じで、雰囲気で分かることもできます。
また合成サプリはそこらへんのコンビニでも簡単に買えますし、やたらと値段が安いです。
天然サプリはそれなりの値段がします。(1ヶ月分で5000円以上とか。)

でも、やっぱり自分の目で「これは天然、これは合成。」って分かりたい!
そんなわけで、天然サプリと合成サプリの簡単な見分け方をご紹介したいと思います。

天然と合成を見分ける方法は、『原材料の欄をチェック』すればOK!

チェックしたいサプリの原材料の欄をチェックします。
栄養成分じゃないですよ、原材料です。

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たとえば、この写真は美的ヌーボの原材料表示ですが、原材料の欄には、ビタミンCや葉酸など具体的な栄養成分名ではなく、それらの栄養成分を含んでいる植物名が並んでいます。
トウモロコシ抽出物、アセロラ抽出物など。

こういう場合は、100%天然由来のサプリメントだと言えます。

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次にこちらはベルタ葉酸サプリの原材料表示ですが、人参やセロリ、ゴーヤなど天然の野菜も原材料の欄にはありますが、それ以外に、ビタミンC、ビタミンB2など、単なる栄養成分だけが記載されている分もあります。

このように、原材料の欄に、栄養成分名が表示されている場合は、その栄養成分については合成だと言えます。
つまりベルタ葉酸サプリの場合は、天然と合成の混合型というわけですね。

以上のように原材料の欄をチェックすれば天然サプリか合成サプリか、はたまた天然と合成の混合型サプリかどうかを簡単に見分けることができるのでどうぞお試しください♪

サプリには必ず原材料表示がある!

サプリメントはJAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)という法律に則って品質表示をすることが義務づけられています。

お手持ちのサプリがあれば裏面のラベルを見てみるとよく分かりますが、必ず以下の順番で表示されているはずです。

[名称]
[原材料名]
[内容量]
[賞味期限]
[保存方法]
[販売者]

これはJAS法によってこれらの項目については必ず表示しなければならないと決められているからなんですね。
逆にいうと、(存在するのか分かりませんが)これらの項目の表示がない・抜けているサプリには手を出さないようにしましょう。
法律違反をしている悪質なサプリだと言えますので。

さらに、原材料表示は、「原材料に占める重量の割合の多いものから順に記載する。」と定められています。
ですので、最初の方に書いてある原材料ほどたくさん含まれているということになります。

ここで添加物など栄養には特に関係ないような材料が、原材料の最初の方に来ている場合は、あまり品質のよくないサプリだと考えられます。
たとえば、具体的な商品名を出すのは控えますが、ある酵素ドリンクで、原材料で一番多く含まれているのが「マルチトールシロップ」という人工甘味料だったりするものもあるので、サプリメントを購入する際には必ず、原材料表示をしっかり確認することをお勧めします。
さらには原材料表示の表示順も要チェックですよ!

以上、天然サプリと合成サプリの超カンタンな見分け方でした。

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