目指せスタンプ長者!?LINEスタンプの販売が一般ユーザーに解放!

徒然なるままに

先日、無料通話・メッセージアプリのLINEが、スタンプの制作・販売を一般ユーザーにも解放する発表を行いました。
(参考:新サービス発表会「LINE Showcase 2014 Feb.」が開催–会場の模様を時系列でお届け

LINEの審査を通過すれば、40種類のスタンプ1セット100円で販売することができ、取り分は50%とのこと。
審査は無料で、職業、年齢、プロ・アマチュア、個人・企業を問わず誰でも参加可能。

ですので、単純計算で行くと、1セット売れたときの売上が50円なので、100セット売れれば5000円、10万セット売れれば500万円、100万セット売れれば5000万円の売上にもなります。

LINEは、日本だけでなく、世界中に約3億ユーザーほどいて、どんどん増え続けているので、一発ドカンと当たればスタンプ長者も夢じゃないのではないかと思います。

審査基準は?

LINEが発表しているガイドラインによると、

  • 日常会話で使用しにくいもの(例:物体、景色など)
  • イラストでないもの(例:写真や顔写真など)
  • 視認性が悪いもの(例:横長な画像や、8頭身キャラクターの全身など)
  • スタンプ全体のバランスを著しく欠いているもの(例:淡色ばかりのもの、単なる数字の羅列など)
  • 公序良俗に反するもの、未成年者の飲酒喫煙を想起するもの、性的表現、暴力的表現、ナショナリズムを煽るもの

以上5点はNGとのこと。

また、自社の宣伝を兼ねているようなスタンプ(企業ロゴなど)も不可ということです。

もっと詳しいガイドラインは、ガイドライン- LINE Creators Marketをチェック。

販売するまでの手順は?

LINE Creators Marketにアカウント登録をして、スタンプ画像や説明文などを登録。

登録後、LINE側で販売基準に満たしているかの審査が行われるので、無事審査を通過すると、販売を開始できるといういたって単純な手順です。

その後、登録したスタンプが売れると、登録した口座に売上の50%が振り込まれます。

実際のところ、ほんとに一攫千金を狙えるの?

LINE株式会社が発表している事業実績によると、2,013年通期のLINEによる売上は343億円となっており、そのうち約20%がスタンプの売上なので、LINE全体で2,013年中に売れたスタンプの売上は約68億円となります。

販売数は公表されていないようなので、単価200円で割ると、約3,400万個売れたという計算になります。

一番売れた人気スタンプは、ふなっしーとなっていて、2位がスヌーピー、3位が恋する!LINEキャラクターズと続きます。

1位:ふなっしー

2014-02-28 14.15.45 2014-02-28 14.15.56

2位:スヌーピー

2014-02-28 14.16.43 2014-02-28 14.16.48

3位:恋する!LINEキャラクターズ

2014-02-28 14.18.28 2014-02-28 14.18.37

たとえば、100万個売って、5,000万円を獲得しようとすると、3,400万個のうちのシェア2%を獲らないといけないという計算になります。
(もちろん一般開放されることによって、スタンプ数も増えて、それに伴い売上も増えるとは思いますが。。。)

こうしてみると、かなり競争が激しくなかなか難易度は高いでしょうが、何が突然、人気になって口コミで広がり、ダウンロードされまくるか分かりませんので、何人かは実際にライン長者が現れるのではないか?と思っています。

それなりのクオリティが求められるので、素人が適当に書いたようなイラストでは厳しいと思いますが、ぜひ『我こそは!』という方はチャレンジしてみる価値はあるのではないでしょうか?

また、スタンプショップに登録して、売れるのを待っているだけの待ちの戦略では、他の多数のスタンプに埋もれてしまって難しいと思いますので、他のチャネル(ブログ、Facebook、ツイッター、YouTubeなどなど)を活用して、拡散していくことも必要になると思います。

まとめ

僕は絵心がないので、挑戦できません。
残念です・・。

イラストレーターさん、デザイナーさん、漫画家さん、またそれらの卵・学生さんなどは、早速、スタンプ作成に取り組まれているのではないでしょうか?
世界3億人に向けて、自分の作品をアピールでき、さらに売れれば報酬も入ってくるなんて素敵ですよね。

僕は1ユーザーとして、思わず購入してしまうような魅力的なスタンプがどんどん出てくることを楽しみにしています(o^^o)

コメント