ネットワークカメラ『I-O DATAのQwatch「TS-WLC2」』を赤ちゃん見守り用に買ったのでレビュー

育児

寝室で過ごしているときの赤ちゃんの見守り用カメラに、アイオーデータのネットワークカメラ『Qwatch「TS-WLC2」』を購入しました。

購入したのは去年の9月なんですが、それから4ヶ月間使い続けて、なかなかいい感じなので、ご紹介がてらレビューしたいと思います。

ちなみにネットワークカメラを買おうと思った経緯や他商品との比較、この商品を選んだポイントなんかは以下の記事をご覧ください。
赤ちゃんの見守り用にネットワークカメラ/ベビーモニターを検討中。必要な機能・条件を整理して残った候補はこれでした!

Amazonで購入

僕がAmazonで購入したときは9348円でしたが、いま見てみるとちょっと値下がりしているようです。

届いた商品をご紹介

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外箱

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箱の裏

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サイド

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もうひとつのサイド

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開けてみると「管理者パスワード変更のお願い」という紙がでかでかと。
過去にセキュリティの脆弱性が指摘された製品だけにね^^;

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管理者パスワード変更手順

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説明書は、基本的な設置とかの分と、スマホ/タブレットで見る分、パソコンで見る分の3つありました。

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このかんたん接続シートに沿ってすすめるだけで、すぐにスマホで映像を見られるようになりました。

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中身は、カメラ本体、アダプター、置き台、置き台につける部品、壁につける場合用のねじです。

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割とコンパクトです。

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microSDが入ります。
映像を録画してSDに保存できるとのこと。

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反対側には特になにもなし。

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裏面には、LAN端子、電源端子、WPS/初期化ボタン、置き台をつなげるねじ穴があります。

組み立ててみます。

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土台になる円盤に、

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棒をさしてくるくる回してつなげていきます。

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カメラ本体にねじで接続します。

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こんな感じ。

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カメラの向きはある程度、調整できるようになってます。
こんな感じで上を向けたり。

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ちょっと首をかしげさせてみたり。

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ただ上を向かせることはできるのですが、これ以上、下を向かせることはできません。

ネットへの接続設定は簡単

カメラを自宅の無線LANへつなげる設定はWPSボタンが付いていればワンタッチで簡単にできます。
もし、自宅のルーターがWPS非対応であっても、有線LAN端子が付いているので、有線LANでルーターに接続してから、パソコンかスマホなどでカメラの管理画面に入り、無線LANの設定をすることもできます。

スマホでも見られます。

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iPhoneでも見られます。

暗視機能はこんな感じ

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iPadで見ています。
なかなか鮮明に映ります。

使ってみてよかった点

離れた部屋に寝かせておくことができるメリットは大きい

夜、子供を寝室で寝かせておいて、自分達はリビングで食事をしたり、テレビを見たりと夫婦の時間を楽しむことができます。
すぐそばで寝ていると音を立てないように静かにしていないとダメですが、ちょっと離れた寝室に寝かせておけると、食器の洗い物をしたりとちょっとした家事も気軽にできていいです。

暗視機能は超便利

暗視機能付きにしてホントに正解でした。
夜は部屋を暗くして寝室に寝かせているので、暗い部屋でもしっかり赤ちゃんの表情を映してくれて重宝します。

マイクも超便利

Qwatch「TS-WLC2」にはマイクが付いているので、子供が泣いていると別の部屋にいても分かります。
一応、カメラにスピーカーも付いているので、会話もできないことはないですが、スピーカーの出力はそんなによくないので、それほど複雑な会話はできないです。

シンプルに使うこともできるし、詳細な設定もできる

Wi-Fiに接続してログインしてすぐに見ることもできますし、設定画面で詳細な設定もできます。
ユーザー権限を設定して見るだけの人、設定もいじれる人と分けたりとか、外出先から見えるようにしたりとか、スピーカーやマイクの音量を変えたり、動作検知してお知らせを送るようにしたりとか、録画したデータをSDカードやネットワークHDDに保存できたりとか、その他諸々使いこなせばもっと色々できそうな感じです。
僕はとりあえずシンプルに使っていますが^^;

使ってみて改善の余地ありの点

本体のバランスが悪く場所によってはうまく立たない。

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見たとおり、頭でっかちなデザインになっているので、こういう固い安定した机の上とかなら大丈夫ですが、マットレスの上とかちょっと安定感の悪い場所に立たせると頭が重たくてこけます。
赤ちゃんの見守り用に使うので、できるだけ近くで表情が分かるように置いておきたいので、できれば赤ちゃんが寝ているマットレスに置きたいところですが、ちょっと何かをかませたりしてあげないと独立して立つことが厳しいですね。

下を向けない。

一応、カメラの向きを色々と調整できるようになっているのですが、下を向かせることはできません。

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こんな感じで上を向くのみ。
ちょっと上の方において見下ろす感じで置いておくってことができません。

けっこう頻繁に映像が映らなくなる

うちのネット回線のせいなのか、カメラのせいなのか、はたまた映像を見る用のアプリ『QwatchView』のせいなのか分からないのですが、けっこう頻繁に映像が映らなくなります。
そんなときは、アプリを再起動してみたりと色々するのですが、すぐに映るようになることもあれば、当分映らないままなんてこともあります。
ただ、昼間はけっこう途切れることなくちゃんと映っていて、夜になると不安定になったりすることが多いので、うちのネット環境が原因なのかもしれません。
集合住宅なので、夜になってネットを使う人が増えると速度が低下してカメラ映像が安定しなくなる??

けっこうなタイムラグがある

まあ、仕方ないのかなとも思いますが、映像にはかなりタイムラグがあります。
遅れ具合はそのときによっても違うのですが、早いときでは2~3秒、遅いときでは5秒以上の遅れがあります。

カメラの電源を入れたときに大きい音が鳴る

もしかしたら設定で消せたりもするかな?とも思いつつ、そんなにカメラの再起動をすることもないので放置しているのですが、カメラの電源を入れたときに「ピロリロロ~ン」って感じの音がなかなかの音量で鳴ります。
上に書いたようにけっこう頻繁に映像が映らなくなり、カメラの再起動をすると直ったりするので、再起動をしたいのですが、赤ちゃんが寝ているときだと、音が鳴ると起きてしまうので、再起動できないなんてことがあります。
音がなる必要性もあまり感じないので、消せるようにしてほしいところです。

まとめ:これは買いです!

長い間使っていると色々と不満点も出てくるのですが、それらを考えてもこれは買ってよかったアイテムです。
9000円前後とコスパもいいですし、ベビーモニターとして使う分には必要十分な機能がついています。

他の商品を使ったことがないので、なかなか比較はできないですが、こちらの記事で比較検討した内容を踏まえて、いまのところこのQwatch「TS-WLC2」が赤ちゃん見守り用ネットワークカメラとして第1候補になるのではないかと思います。

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