僕の住んでいるマンションは3LDKなんですが、無線LANルーターをリビングに置いています。
で、リビングはもちろん、リビングの隣にある仕事部屋では快適にWi-Fiが使えるのですが、ちょっと廊下で離れているお風呂やトイレ、さらに寝室の電波状況があまりよくありませんでした。
つながらないことはないけど、すっげ~遅い・・・って感じです。
そこで、GIGAZINEさんでも紹介されていた無線LAN中継器なるものを導入することにしたのですが、結果的にこれが大正解だったのでご紹介します。
無線LAN中継器ってなんだ?
その名の通り、無線LANの電波を中継する機器で、僕の家のようにWi-Fiの電波が届きづらい場所でも、無線LAN中継器を設置することで無線LANのエリアを拡げることができるというわけです。
イメージはこんな感じ
どんな製品があるの?
無線LAN中継器はロジテックやバッファロー、プラネックスなど色々なメーカーから出ていますが、現在発売されている機種では以下の製品が主流のようです。
PLANEX 忠継大王 MZK-EX300NP
かわいい犬の顔のデザインが目を惹く定番商品。
犬の目の部分はコンセントになっていて、この無線LAN中継器をコンセントに挿しても、コンセントが使えるというスグレモノです。
BUFFALO WEX-733D
GIGAZINEさんで紹介されていた無線LAN中継器がこれ
一般家庭によくある2口コンセントの下の部分に挿しても、上のコンセントを塞がないコンパクトな設計です。
電源ボタンが付いているので、使わないときにはコンセントに挿したままで電源OFFにできるのもいいですね。
Logitec LAN-RPT01BK
3000円台とお手頃価格のシンプルな無線LAN中継器です。
コンパクトながらも電波強度が分かるLEDもついていて使いやすいです。
有線LAN端子がついていて、WPSに非対応のルーターでも使用可能。
僕が選んだのはこれ
僕が選んだのは、『Logitec LAN-RPT01BK』です。
はっきり言って機種の性能とかでは、『PLANEX 忠継大王 MZK-EX300NP』か『BUFFALO WEX-300』の方がいいと思います。
この2つとも2014年発売で、『Logitec LAN-RPT01BK』は2013年発売なので、ちょっと年式も古いですし。
でも、『Logitec LAN-RPT01BK』にあって、『PLANEX 忠継大王 MZK-EX300NP』か『BUFFALO WEX-300』にはない機能が決め手となりました。
それは、『有線LAN端子がついていて、WPSに非対応のルーターでも使用可能』という点です。
僕の家のネットは、NTT西日本のフレッツ光なんですが、使っているルーターにWPS機能がついていません。
※ちなみにWPS機能とは、ボタンを押すだけで難しい設定なしで、インターネット接続設定ができるという機能です。
『PLANEX 忠継大王 MZK-EX300NP』か『BUFFALO WEX-300』も、ルーターへの接続方法が、『WPSのみ』なんですよね・・・。
なんで新しい機種なのに機能が減ってるのかは分かりませんが、最近のルーターではほとんどがWPS対応だから、シンプルに分かりやすくした、ってことでしょうか?
とにかく、WPSのついていない僕のルーターでは、『Logitec LAN-RPT01BK』以外の選択肢はありませんでした。
WPS付きのルーターをお使いの方は、普通に『PLANEX 忠継大王 MZK-EX300NP』か『BUFFALO WEX-300』を選べばいいと思いますよ♪
そんなわけで『Logitec LAN-RPT01BK』を購入
アマゾンで3216円でした。
発売が2013年ということでかなり安くなっていてお得でした。
箱側面
箱側面2
箱裏面
開けてみるとこんな感じに入ってました。
LANケーブル、本体、アンテナです。
説明書も。
本体はかなり小さいです。
本体底部に有線LAN端子が付いてます。
パソコンと有線で接続することによって、無線LANの接続設定など各種設定ができます。
裏面はこんな感じ
コンセント部分を出してみた。
アンテナをつけてみた。
アンテナは横向きにすることも可能です。
早速、設定して設置!
無線LAN中継器と無線LANルーターとの接続設定は、説明書を見ながらすればそんなに難しくはないので割愛。
パソコンと中継器をLANケーブルでつないで、パソコンから中継器の管理画面をブラウザで開いて、SSIDとパスワードを入れてOKです。
設定できれば、いい感じの場所のコンセントに挿すだけです。
コンセントにさして数秒待つと、上の写真のような感じで青いランプが点灯します。
上から、電源・WPS/ステータス・無線・有線です。
本体のルーターからの電波が強いとWPS/ステータスが点灯し、弱いと点滅、圏外だと消灯します。
電波が弱い場所に設置してしまうと、いくら中継しても電波が強くならないので、設置場所を再検討した方がいいです。
寝室の入り口のコンセントでいい感じにリビングからの電波がきていたのでよかったです。
これで寝室・トイレ・風呂もしっかり電波が強くなり、快適にネットにつながるようになりました。
無線LAN中継器すごいっす。
でも、上の写真みてなんか気がつきません?
そうコンセント塞ぎすぎ!
下につけてもアンテナが邪魔で余っているコンセントを使えない。
?上につけても本体の端子がなぜか上部についているデザインのため下のコンセントもふさいでしまう。
ほんとなんでこんなデザインにしたの?と開発者を小一時間くらい問い詰めたいレベルです。
ちなみにアンテナを折りたたんでも、
しっかり塞いでいます^^;
ここのコンセントは空気清浄機で使っていたので、どうしても使いたい!
そんなわけで考えました。
こんな便利なアイテムが売ってるんですね。
横向きに挿せるようにするアイテム。
これでなんとか収まりました。
ギリギリです。
アンテナがちょっと外側についていて良かった。
ほんとこんな余計な手間をかけさせるデザインって・・・。
使い心地は?
使い心地はすこぶる快適です。
いままで寝室ではかろうじてリビングからの電波は届いているものの、ものすご~く遅くなってしまい、とても使えたレベルじゃなかったのですが、このLogitec LAN-RPT01BKを設置してからは、リビングと同じくらいの体感速度でつながるようになりました。
リビングから寝室に移動したときも、Wi-Fi自体は同じネットワークを使っているので、iPhoneなどの端末側で、接続するWi-Fiを選び直す必要もなく、自動的に電波の強い中継器側に接続してくれます。
なので中継器を使っているのを忘れるレベルで快適に使うことができます。
いやあ、これはほんと買ってよかったです。
こんな便利なアイテムが存在していたとは!もっと早く知りたかった!
ご自宅や事務所などでWi-Fiの電波が弱い!ってお困りの方にぜひオススメです^^
追記(2015/10/29)
最近、PLCアダプターという電気のコンセントを通して家中に有線LANを延長する機器を買いました。
無線じゃなくて有線で使いたい。無線LAN中継器ではうまく設定・通信できない。などの場合はPLCアダプターも検討してみるといいと思います^^
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