モチベーションを持続する鍵は『確信』にある!※世界初のサイクロン式掃除機を発明したダイソンに学ぶ努力を続ける秘訣

仕事術

先日、久しぶりにカンブリア宮殿を見ていたら、ゲストがジェームス・ダイソンでした。
ご存じ、『吸引力の落ちないただひとつの掃除機』というキャッチフレーズが有名なサイクロン式掃除機を初めて世に出したメーカー『ダイソン』の創業者です。

ジェームス・ダイソンは、それまで一般的だった紙パック式掃除機が徐々に目詰まりして、吸引力が落ちることに激怒。
吸引力の落ちない新しい掃除機を自ら開発するため、妻も子も住宅ローンも持つ身でありながら、1人自宅の倉庫にこもって研究を始めます。

1978年にサイクロン式試作品一号を作成、その後、改良に改良を重ね、ついに完成させます。
それまでに作った試作品の数はなんと5127個。

しかし、実際に製品として作って、売り出すための資金がなかったため、実際に製品を作って、販売してくれる企業を見つけるため、ヨーロッパやアメリカを飛び回ります。
しかし契約してくれる会社はありませんでした。

それでもダイソンは諦めずに、自らダイソン社を設立し、新型掃除機DC01を開発、販売を開始します。
それが1993年のことで、最初に試作品を作った年からなんと15年もの歳月が経っていました。

その間の生活は、友人や銀行からお金を借りたり、奥さんが絵画教室を開いて、生計を支えていたといいます。

情熱を支えるものは怒りといらだち、そして確信である

15年間も苦闘を続けてこられたことについて、村上龍が質問します。

その一種のパッションというか、情熱というのは何から来てるんでしょう?
エネルギーのコアっていうか、一番の核になったのは何なんでしょう?

この質問に対するジェームス・ダイソンの答えが私的に非常にしっくりきました。

私が使っていた従来の掃除機に対する「怒り」と「苛立ち」です。

ですから、紙パック式の問題を解決して、
それを商品化すれば、きっとみんな買いたがると分かっていました。

誰もそう思っていなくても
わたしは、確信していたんです。

この答えのキーワードは、『確信』だと思います。

これを商品化したら売れるといいな~。という程度の希望ではありません。
絶対に売れる。という『確信』です。

『確信』があるからこそ、人は頑張ることができる

人がモチベーションを持続して、努力を続けることができる大きな理由が、『確信』があるかないかだと思います。

たとえば、受験勉強を例にしてみると、
「これこれこういう勉強を毎日5時間、それを1年間続けることができれば、100%東大に受かることができる。」という確信があれば、毎日の勉強もモチベーションを高く維持して続けることができると思いませんか?

逆に、なぜモチベーションが下がるかというと、その努力が報われるかどうか確信が持てないからと言えます。

「これだけ毎日、がんばって勉強しているけど、志望校に受かる自信が持てずに不安。」になれば、いましている努力が無意味なものに思えてきて、モチベーションが低下してしまいます。

だから、モチベーションを維持するために、まずすることは、「確信力」を高めることだと言えます。
「自信」と言い換えることもできます。

先ほどの受験勉強の例に戻ると、

「どうせ私なんて頭が悪いから、勉強しても東大になんか入れない。」というところから

「頑張ればもしかしたらなんとかなるかもしれない。」
「これこれこういう勉強の仕方をしたら、受かるんじゃないか?」
「たぶん大丈夫だ!」

という感じで、どれだけ確信できているかというレベルが、どれだけモチベーションを維持して努力を続けることができるか。に比例します。

これは受験勉強だけでなく、ビジネス・仕事、ダイエット、恋愛などなど、何か目標に向かってチャレンジする場合に、何にでも当てはまります。

どうすれば確信力を高めることができるのか?

とはいっても、何も成し遂げていないときから、絶対にうまくいく!という確信を持ち続けるというのは、一部の天才や変人以外、私たちのような一般人には非常に難しいです。

では、どうすれば確信を持ち、努力を続けることができるのでしょうか。

それには、「成功体験を積み重ねる。」ということが一番重要なのではないかと思います。

ただ、そうなると、成功するためには、努力が必要で、努力するためにはモチベーションが必要で、モチベーションを維持するには成功が必要で、となると矛盾しているように見え、いつまでたっても堂々巡りとなってしまいます。

なので、『目標を細かく区切り、小さいな成功体験を積み重ねることから始める。』ことがポイントです。

受験勉強の例に戻ると、いきなり大学合格!という大きな目標に向けて努力するのではなく、たとえば、志望校の赤本を1ヶ月で全部やりきる!というような比較的小さな目標に分解していきます。
さらに、そのためには、150ページあるので、1ヶ月でやりきるには、1日5ページだけ過去問をやる。というような、日々の単純な作業にまで分解します。

1年や1ヶ月という単位だとモチベーションの維持が難しかった場合でも、さすがに今日5ページだけ過去問を解くという目標に対して、「できるかな~」などと不安になる人はいないのではないでしょうか?
今日、この目の前にある過去問を5ページやるだけ。という目標なら、多くの人が確信を持って、絶対に達成できる!と思えるでしょう。

そして、1日5ページという目標をやり遂げると、それが成功体験となり、明日も5ページ、明後日も5ページと、継続して努力を続けることができるようになります。
結果的に1ヶ月経ち、大きな山のように見えた150ページの過去問集をやり遂げたことが、少し大きな成功体験となり、さらに大きな目標に対しても、確信力を高めることができるようになるのだと思います。

まとめ

モチベーションを維持して努力を続けるには、『絶対にうまくいく!』という『確信』が重要。

確信するには、成功体験を積み重ねることが大事。

成功体験を積み重ねるには、目標を小さく分解し、日々の作業にまで落とし込んで、淡々とこなしていく。

そうすることで、結果的に大きな目標に近づいていき、確信を高めることができる。

ありがちな結論になっちゃいましたが、ありがちなことは案外、真理。ということで。
結局そういうことなんだろな。と思います。

お互い、毎日、頑張って行きましょ~。

それにしても、ジェームス・ダイソンも、掃除機の吸引力が落ちる!ふんがー!って怒るくらいなら、家のなかに土足で入らなきゃいいのに・・・。
カンブリア宮殿みてて、欧米人も床やカーペットに掃除機かけるんだ!ってことが驚きでした。(掃除機売れてんだからそりゃそうなのでしょうが。)
自分で土足で家の中で過ごしてさんざん泥や砂で床やカーペットを汚しておきながら、パラフルな掃除機で掃除する。
って感覚が日本人のおいらにはよく分かりまへん(・ω・)

コメント