子供が生まれてから、しみじみと『自分の死』を実感するようになったというお話

徒然なるままに

今年の7月に待望の第一子が無事生まれました。
それから4ヶ月経ち、元気に育っていってくれているわけですが、子供ができてからというもの、子供がいなかったときに比べて『モノの考え方というか、気持ち的な面でも様々な変化』が出てきました。

たとえば、テレビ番組でも今までは『はじめてのお使い』とか、かんさい情報ネットTENでやってる『めばえ』とか、あんまり見ることもなかったし、見てもそんなに面白くなかったのですが、最近はつい見てしまうし、自分の子に置き換えたりして、興味を持って面白く見てしまいます。
街中で赤ちゃんとか見かけると、つい目で追ってしまったり。。。

なんていうか他人の子供もかわいいと思えるようになりました^^
自分にも子供が出来たおかげで、同じように子供がいる人たちの気持ちが分かるようになったというか、共感できるようになったという感じです。

だから幸せそうな・楽しそうな赤ちゃんとか子供とかを見ると、こっちも「よかったねえ・・・」と幸せな気分になるし、逆に小さな子供とかが犠牲になった事故や事件とかのニュースを見ると、自分の子供に置き換えてしまったりして、本当に悲しくなり涙ぐんでしまったりします。。。

そして、最近、特に思うのが、「あ~自分は死ぬんだな~。これが世代交代ってやつなんだな~。」としみじみと自分の死を実感するようになりました。

もちろん子供ができる前からも、自分は死ぬってことを意識して生きてきたつもりです。こんな本読んでるくらいだし。
【書評】死ぬときに後悔すること25

死ぬときに後悔すること25 (新潮文庫)

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でも、子供が出来てからはほんとに現実として『死』を実感できるようになったというか、死がかなりリアリティを持って近づいてきたように感じです。

ちょっと何言っているかわかんない・・・。かもしれないですが、そんな感じなんすよ^^;

「あ~、この子が二十歳になるまでには、自分の親も死ぬだろうし、この子が40歳くらいになる頃までには自分も死ぬだろうし。でもこうやって子孫を残していって、世代交代しながら人間って繋がっていっているんだな~。」としみじみ思うわけです。

だから、これまでよりも若干ですが、「死への恐怖」は和らいだような気もします。

自分は死んでも、自分の血というか遺伝子というか、自分のつながりみたいなものはわが子に受け継がれていって、それからさらにその子どもたちに受け継がれていってるんだなあと。
もちろん、自分の両親、自分のおじいちゃん・おばあちゃんとかからもつながってきていて、こうやってどんどん生命ってのは繋がっていっているんだな~。

こんな風に考えると、少しは死ぬことへの恐怖も減ったかなと思うわけです。

映画とかドラマとかでも、自分の命を犠牲にしてでも親は子供を守る、みたいなエピソードってよくありますが、今まではそういうのを見ても、「自分に子供ができても、俺は自分が死んでも子供を守る!みたいな精神状態になれるかな~。」と思っていたのですが、こういう風に、世代交代とか命のつながりとかを考えると、「あ~たしかにそういう気持ちにもなれるかもな~。」と思えるようになりました。

とはいえ、まだまだ死ぬわけにはいかないので、育児に仕事にこれからも頑張っていきたいと思います。

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