「好きなことで生きていく」だと?※ブログでお金を稼ぎたいならちゃんと「働く」ことが大事

ブログ運営術

ブログを書いて生計を立てているプロブロガーなるものに脚光が当たってきて、自分もブログを書いて生活したい!とブログを始める方が増えてきたような気がします。

ブログを書いて生活できるのか?ブログで稼ぐプロブロガーまとめ
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で、数ヶ月やってみて、思ったよりうまくいかないな・・・・とモチベーションが低下して、辞めてしまう方が大多数なんだと思います。

でも、せっかく「ブログ」というものに魅力や可能性を感じて、始めたのにちょっともったいなあと思うわけです。

ちなみに、このブログは、現在、月間10万PVほど、広告収入が月6~7万円ってところなので、このブログだけで生計を立てられているわけではありません。
とはいえ、僕には、1年ちょいブログを続けてきた中で得た経験と、7年ほどアフィリエイト広告収入で生計を立てている中で培ったWEBマーケティングの知識・経験があります。

なので、ちょっと行き詰まっている初心者ブロガーの方の参考になればいいな。という思いを込めて、ブログのアクセスを増やし、広告収入を稼ぐにはどんな記事を書けばいいのか、っていうブログ記事論を書いてみます。

お金が欲しいなら『働け!』つまりは『人の役に立つ記事を書け!』

いきなり上から目線ですいません^^;
ちょっと精神論的な話になっちゃうんですが、お金って人の役に立った対価だと思うわけです。

1時間働いて1000円もらった。ってことは1000円分の価値を誰かに提供したってこと。

まあ価値と金額が釣り合っていないことも多々ありますし、現実はそんな単純な話ではないかもですが、僕はこういう風に考えるようにしています。

働くことって誰かの役に立つってことですよね?
ラーメン屋さんでおいしいラーメン作ればラーメンを食べに来た人の役に立ちます。
コンビニ店員のバイトをすれば、その間、店長やオーナーが楽できます。

働くってことは、お客さんだったり、経営者だったり、同僚だったり、多かれ少なかれ誰かの役に立つことだと思うわけです。
だからこそお金をいただくことができる。

ブログだって同じです。
別にブログでお金なんて稼ぎたいわけじゃないという場合は、人の役に立とうとか考えずに自分の好きなように書いていればいいです。

でも、お金が欲しいというなら、働く必要があるわけです。
つまりは、ブログを読んだ人の役に立つ記事を書く必要があるわけです。

人の役に立つ記事ってどんなのよ?

ブログでお金を稼ぐためには、人の役に立つ記事を書く必要があるってことは分かった。
じゃあ人の役に立つ記事ってどんな記事なのよ!!ってなりますね。

これはそんなに難しく考える必要はなくて、「自分自身が、何かに困ったり・悩んだときに、それを解決した経験・体験を書いた記事」です。

「人の役に立つ記事を書こう!」と言って、自分のブログ記事を例に出すのも恐縮なんですが^^;
たとえば、この記事(室内ドアの開閉時にキイィィィというきしみ音がするときはフッ素系潤滑スプレーで一発改善!)は、僕が実際にドアの異音で困っていてそれを解決したときのことを書いた記事です。
同じようにドアのきしみ音で困っている方は多いみたいで、「ドア きしみ音」とか「ドア 蝶番 音」とか色々なキーワードで検索されて、アクセスが来ています。
そして、この記事で紹介しているフッ素系潤滑スプレーもAmazonアソシエイトでけっこう売れていますし、アドセンスのクリックにもつながっていて、検索エンジンからのアクセスと広告収入をもたしてくれています。

家の中でWi-Fiの電波が届かない場所がある?そんなときは無線LAN中継器がいいよ。)という記事も実際に、僕の家の寝室のWi-Fiの電波が悪く困っていて、それを解決したときの記事です。
この記事も「Wi-Fi 届かない」とか「無線LAN 中継」とか色々なキーワードで検索されてアクセスが集まっています。
同様に、この記事で紹介している無線LAN中継器もAmazonで売れています。

赤ちゃんが寝ない!背中スイッチ発動!※そんな悩みには授乳クッションに寝かせる方法がいいよ♪)という記事は、僕の息子がなかなかベビーベッドで寝なくて、試しに授乳クッションに寝かせたらよく寝るようになってくれたことを書いた記事です。
この記事も「赤ちゃん 寝ない」とか「背中スイッチ」とか「授乳クッション 寝かせる」とかのキーワードでアクセスが集まっています。
この記事は特にAmazonの広告は貼っていないですが、アドセンスのクリックにつながっています。

以上、いくつか例となる記事を挙げましたが、これらの記事に共通しているのが、「悩みを解決する記事」、「自分自身の経験を元にしている記事」だということです。
自分が困ったこと、悩んでいたことってのは、たいていの場合、同じ悩みを抱えている人が多くいます。
それらの人々に「こういう方法があるよ。」「僕はこういう方法で解決したよ。」という感じで、ひとつの答えを教えてあげるわけです。

「人の役に立つ記事を書きたい!」と思っても、やみくもに書いているだけでは、意外と書けません。しかし、実際に体験したトラブルの解決方法は、これから同じ経験をする人の役に立ちます。多くの人が遭遇するトラブルならば、手堅くアクセスを稼ぐこともできるでしょう。プロ・ブロガーの 必ず結果が出るアクセスアップ テクニック100

人の役に立つ記事の書き方については、以下のブログの記事も参考になると思います。

http://penginno-jikan.com/post-108-108

好きなことを書いて成功するのは茨の道だと覚悟する

アクセスアップや広告収入を追い求める場合、お役立ち系の記事を書き続けていればなんとかなると思います。
でも、せっかくブログという自分メディアを作っているんだから、そればっかりじゃつまらない。

・自分が普段、思っていることや考えていること
・世の中の色々な出来事などについて思うこと
・とにかく人のことなんて気にせず自分の好きなこと

自分の書きたいことを書くんじゃ!だってそれがブログでしょ!

ってのももちろんアリです。
僕だっていつも人の役に立たなければ!と思っているわけじゃなくて、今日は自分の思いの丈をぶつける記事を書くんじゃ~!って日もあります。

ですが、自分の書きたいこと、好きなことだけを書いて、ブログで飯を食えるようになる道はいばらの道だと覚悟をしておいた方がいいです。

自分のやりたい音楽だけやって東京で一旗あげるんじゃ!って言ってるバンドマンとか、
好きなことで、生きていく。ってメッセージに乗せられているユーチューバーくらい厳しいです。

ここらへんの考え方については、面白い記事がありました。

http://www.bloglifer.net/entry/living-in-the-Internet-advertising

「好き」でやっていたYouTubeへの動画投稿が時流に乗り、「好き」で生計を立てられるようになった後、「お金」を求めていくHIKAKINさんと、
「お金」よりも、「好き」「自由」を優先したシバターさんの対比は面白いです。

この記事では、最初は「好き」でやっていたことがたまたまうまくいき、「お金」になった後で、「お金」、「好き」、「自由」の何を優先していくのか?ってお話でしたが、ブログも同じで「自分が一番優先したいものは何なのか?」ってのはきちんと考えておきたいことだと思います。
「好き」を優先したいなら「お金」にならない可能性も覚悟しないといけないし、ブログでお金を稼ぎたい!って言うのなら、ちゃんと「お金」を追う必要があると思います。

まとめ

自分の好きなこと・書きたいことを書くのもいいけど、ブログでお金を稼ぎたいなら、人の役に立つ記事を書こう。
人の役に立つ記事ってのは、「自分自身が、何かに困ったり・悩んだときに、それを解決した経験・体験を書いた記事」でOKだよ。

長々と書きましたが、結局、これだけのことでした^^;

他にもキーワードの選定とか、記事タイトル付けとか、内部リンクの貼り方とか、テクニカルなこととか色々あると思いますが、基本はこの『人の役に立つ記事』をひたすら積み重ねていくことです。

少しでも初心者ブロガーさんの参考になれば幸いです。

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