瀬戸内に浮かぶ「食」と「アート」の島『豊島』
そんな豊島で採れた食材をふんだんに使ったヘルシーなメニューを、どこか懐かしいのんびりとした古民家で味わえるお店が『食堂101号室』です。
場所は豊島に2つある港のひとつ「唐櫃港」から徒歩30分ほど、車で5分ほど坂道を登った集落の中にあります。
唐櫃港と家浦港を結ぶシャトルバスに乗って、「唐櫃岡集会所」停留所で降りれば、そこから徒歩3分くらいです。
(豊島シャトルバス時刻表(PDF))
近くには豊島でも特に有名で人気のお店「島キッチン」があります。
島キッチンはシーズンにはものすごい行列になり数時間待ちになることもありますが、食堂101号室はすぐに入れることも多いので、島キッチンの待ち時間に心が折れた人は一度のぞいてみるといいでしょう。
また、食堂101号室は公式ページからメールで予約ができますので、行くのが決まっている人は事前に予約していくことをおすすめします。
当日予約はできないので注意!
予約について詳しくは公式ページをご確認ください。
古民家の空間でほっこり
こちらが島キッチン。
島キッチンを超えて、小径を少し登っていきます。
するとパッと見では普通の民家に見える玄関があります。
ここが食堂101号室です。
素敵な庭があります。
写真右側の玄関がお店の入り口になっています。
平屋の古民家がほぼ丸々お店になっているので、店内はけっこう広いです。
こんなちゃぶ台がある個室スペースとか、
ソファ席。
ゆったり4人座れるソファ席もあります。
庭を眺められる縁側の席もおすすめ。
お手洗いは廊下の奥にあります。
野菜中心のヘルシーメニュー
こちらが昼の部のランチメニュー。
メニューは季節のお野菜たっぷりの日替わりランチプレート「きらめきランチ」の1種類です。
また、プラス200円でコーヒー、紅茶、本日のお茶が付けられるほか、400円でデザート(レモンの米粉シフォンケーキ、本日のデザート)も付けられます。
私が訪れたときのきらめきランチはこちら。
ご飯と味噌汁と色々な野菜とかが載ったメインという感じです。
手前の茶色ものは一見、豚肉に見えるかもですが、こちらはなんと大豆。
豆をすりつぶしてお肉のように整形した「ソイミート(大豆ミート)」というものです。
こちらの食堂101号室のお食事はベジタリアンの方もうれしいヘルシーメニューとなっています。
味はまあ・・・なんというか・・・完全な肉もどきへの道はまだ遠い・・・という感じでした。
味つけもなんか薬っぽいというか、たぶん薬膳とか自然食とかを志向されているんだと思います。
私は慣れていないせいもあるのか、ちょっと苦手な感じでしたが、そういうのが好きな方にはおすすめなのかもしれません。
ただまあ、豊島の古民家のゆったりとした雰囲気のなかで、素敵な器に盛られた、体にやさしそうなお食事をいただいて、ものすごく癒やしになりました。
コーヒーカップも素敵です。
子連れだったので子ども用の食器も出してくれました。
子ども用のお皿まで素敵です。
食堂101号室は、古民家のお店の雰囲気も素敵ですし、置いてある家具とか小物とか、食器とか料理とか、すべてにこだわりとセンスの高さを感じられて、こちらまでなんだか意識が高くなったような気分にさせられる不思議な空間でした。
豊島美術館のあのなんとも言えない不思議な空間で鋭敏になった感覚のまま、食堂101号室にお邪魔すれば、すっかり気分はもう現代アート作家になれるかもしれません。
食堂101号室の基本データ
店名 | 食堂101号室 |
所在地 | 香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃1053 |
予約・問い合わせ | 公式ページのメールフォームより |
営業時間 |
昼の部 夜の部 |
定休日 | 木曜日+不定休 |
WEB | 公式ページ 公式Facebookページ 食べログ 豊島WEB(豊島観光協会事務局) |
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