みんなが休みまくる社会とみんなが働き過ぎな社会の2択だとしんどいよね。

日本人は働き過ぎとよく言われます。
最近だとブラック企業問題とかブラックバイト問題とかで企業がやり玉に挙げられて非難されることも増えてきて、少しずつ働き過ぎな日本人ってのも変わってきているのかねえ・・・なんて思ったりもします。

ですが、一部のホワイトな大企業でもない限り、自分の好きなときにいつでも有給休暇や育児休暇を取れるってのは厳しいでしょうし、サービス残業なんてものも多々あるのでしょう。

一方、そのおかげかどうかは分かりませんが、いち消費者としては日本という国は本当に便利です。
コンビニは街中の至る所にあり24時間365日開いていますし、牛丼やハンバーガーなど安くてうまいファストフード店も多いです。

ちょっと前に、牛丼のすき家が深夜にアルバイト一人で店を回すいわゆる「ワンオペ問題」で批判され、深夜営業を継続できなくなり、大幅な赤字の業績予想を出し話題となりました。

牛丼チェーン「すき家」でのブラック労働が問題になり、一気に世の中に広まった「ワンオペ」という言葉。人手が足りないあまりに、スタッフ1人で店を回すことを指す業界用語だが、この実態が8月7日に2ちゃんねるに書き込まれ、改めて話題となっている。スレッド名は「【24時

こういうニュースを見ると、私たちが普段、安くてうまい牛丼を、思い立ったときに24時間365日食べられるのも、こういう過酷な環境で働いている人達がいるからなんだよなあ・・・と思うわけです。

僕は数年前に世界一周旅行に行って、ヨーロッパの国も色々回ったことがあります。
その際に絶対にやってはいけないことが「日曜日に新しい街へ移動すること」でした。

よく「日本人は働き過ぎ!ヨーロッパのようにもっと休め!」みたいなことを言われますが、ヨーロッパって本当に休みます。

日曜日は安息日と行って、ユダヤ教では何もしてはならない日ですし、キリスト教ではそこまで厳しくなくても日曜日には仕事を休んで教会に行く日となっているというような宗教的な理由もあるようです。
参考)http://ja.wikipedia.org/wiki/安息日

そんなわけで「日曜日」はみんな休みます。

レストランなどの飲食店はもちろん、スーパーマーケットまで全部閉まってます。
まかり間違って日曜日に新しい街へ移動してしまうと本気でご飯を食べられない状態になります。
日曜日を迎える前にスーパーなどで食材を調達しておき、アパートメントの部屋で自炊して食べるようにしておかないと大変なことになります。

一度、イタリアのバーリという街で日曜日ということを忘れて、ご飯を食べに出かけ、どこも開いてなくてひたすら開いている店を探し続けるという大変な目にあったことがありました。
そのときは自宅兼レストランみたいな小さい飲食店があって、店は閉まっていたけど中に人が居たので、なんとか無理を言って食べさせてもらいました^^;(イタリア人は超親切)

僕はこんな感じでヨーロッパを回っているときに、「日曜日ということを忘れていてご飯難民になる」という経験を何度かしています^^;

飲食店だけでなく、ホテルなんかでもそんなことがあります。
ヨーロッパでは、一般的なホテルではなく、キッチンや洗濯機などが完備されているアパートメントをよく借りていました。
そういうアパートメントを借りるときって、インターネットで予約すれば鍵の隠し場所を教えてもらえ、自分で鍵を開けて部屋に入り、出るときには鍵を返却ボックスに入れてチェックアウトとなるシステムになっていて、一度も貸し主の人と顔を合わせないことも多々あります。

スコットランドのグラスゴーに行ったときも、そのようなアパートメントを借りました。
そのアパートメントの暖房設備はセントラルヒーティングというものになっていて、自分たちではスイッチをONにすることができない仕組みでした。

セントラルヒーティングとは、一箇所の給湯器熱源装置(ボイラーなど)を設置して、熱を暖房が必要な各部へ送り届ける暖房の方式である。全館集中暖房、中央暖房ともいう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/セントラルヒーティング

で、鍵を開けて部屋の中に入ったものの、セントラルヒーティングがついておらず超寒い。
一応、建物内に管理人室みたいなものがあったけれど誰もいないし、連絡もつかない。

そこではたと気づくわけです。

「あ~今日、日曜日か・・・。」

結局、部屋の中で厚着で過ごし、月曜日になるのを待つという羽目になりました。

あとは、「シエスタ」
シエスタってのはスペイン語でちょっと長めの昼休憩(13:00~16:00)のことで、国や街によってはシエスタの時間にも気をつけないとご飯難民になります。
ちょっとお昼ご飯の時間が遅くなって昼過ぎから食べに行こうとなっても、シエスタの時間にかぶってしまうと飲食店が開いてません。
旅行中はよくシエスタによるご飯難民にも何回かなりました^^;

経済活動を重視するのか、休むことを重視するのか

もちろんこのような日曜日とかシエスタにはしっかり休む慣習っていうのは、同じヨーロッパ内でも国や街によって大きく違います。
僕が見てきた限りの話にはなりますが、ドイツのフランクフルトとかフランスのパリとかイギリスのロンドンとか、そういう都市部では日曜日であったとしても、ガンガンにお店は営業してました。

反対にイタリアとかギリシャとかは日曜日とかシエスタにはガンガンに休んでましたね。
ギリシャのアテネに日曜日と気づかずに行ったときには、街を歩く人はまばら、店はすべて閉まっていて、「なにこの廃墟・・・いまギリシャってここまでひどくなってんの?」って思いましたもん。
まあ月曜日になると、人も増えて店も開いて街は活気づいてたんで、「あ~よかった、日曜日だったからか・・・」ってなりました。

こうやって対比すると分かりやすいですね^^;

結局、休まずに働いている国や街は経済が発展しているし、しっかり休んでいる国や街は経済がちょっとしんどいってことなんだろなぁと思います。

まあ、僕はイタリア人やギリシャ人は明るいし親切だから好きだし、ギリシャやイタリア南部みたいな温暖な場所にいると、「YOU!仕事なんかしてないで泳いでぽけ~っとしちゃおうよ!」って気持ちになるのも分かります^^;

ただ、国全体としてはEU(特にドイツ)の悩みの種になっちゃってますもんねえ。。。

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休みすぎると個人としても国としても競争力が低下しますし、経済活動が停滞して貧乏になります。
働き過ぎるといち消費者としては便利だけど、労働者の心や身体や私生活に悪影響が出るかもしれません。

適度に休みながら、ちゃんと経済発展もする社会ってのが一番いいわけで、そのバランスをどう取るか、どういう仕組みで実現させるかってのが大事だよな~と思うわけです。

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まあ、何をするにも日本の場合、少子高齢化が壁になってくるので、これについては見本がないのでホントどうするんだろね。。。

とりあえずつらつらと結論もなく書いてみました。
もうちょっと勉強してみます。

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